始発駅は冬の北海道ポンタとポッキーローカル線の旅NO40へ
ポンタとポッキーのローカル線シリーズの始発駅は、昭和38年から48年頃の旧国鉄時代の蒸気機関車たちでした。人間が作り出した最も生き物に近い機械。『蒸気機関車』私達はそこに限りない郷愁を覚え、力強さや躍動感を感じないではいられません。わずか数両の客車を引いて八ヶ岳高原をゆっくり登る高原列車C56,北海道の凍てつく寒さの中を疾走するC62重連急行ニセコ号、オホーツクの流氷の海をのんびり走るC58混合列車それは全く楽しい日々の連続でした。
釧網本線・北浜駅を通過するC58混合列車
北海道の道東に位置する釧網線北浜は流氷が接岸
することでも、有名な所です。浜小清水のユースホステルに
宿泊して、涛沸湖、原生花園、オホーツクをバックに走る
C58の牽引する旅客列車をロケハンしました。冬の北海道では
様々の人に出会い、流氷の上で青春してました。ジョナサンの原点かな
東海道線の特急”つばめ”を牽引したスワローエンジェルを
見たいいっしんで、冬の北海道へ15日間のSLツアーが始まりました。
石北本線・常文信号所を通過するD51重連
網走方面より来たD51の貨物列車は、熊のでる
常文峠を喘ぎながら登ります。
宗谷本線・和寒を発車するC55(1970年12月撮影)
塩狩峠をめざしてダッシュ!!
宗谷本線・南稚内駅へ進入する旭川行のC55(1970年12月撮影)
吹雪の中、SLは最果ての街を後にサロベツ原野をめざします。
現在”龍ヶ森は、リクルートの安比スキーになってます。
むかしはSLにとっては最大の難所だったんです。
猛吹雪の中、夢中でシャッターをきりました。
撮影の後、重い器材を肩にかついで、龍が森駅の
外の寒暖計が、マイナス12度を指しているのを
見つけたら、おもわず体全身震えていました。
1970年12月のことでした
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97/1/24作成 2011年2月8日更新