SLばんえつ物語 ポンタとポッキーのローカル線NO75


新潟行きばんえつ物語号 三川駅出発!!。
森と水とロマンの鉄道 磐越西線 C57-180との再会
 ばんえつ物語のC57-180号とは私が高校2年の夏、たぶん昭和45年8月20日の羽越本線の笹川流れ周辺でロケハンしていた時に出会っていると思います。笹川流れは日本海に面した奇岩の連続する風光明美なところです。国道345号線はとうじまだ砂利道でした。近くの笹川海水浴場は砂利の海水浴場で湘南の江ノ島あたりの海しか知らない私にとってはまさにここの海はハワイのそれと思うほどでした。水は冷たく、そのくせ波はほとんどなく周囲を見渡せばコウモリ岩、あっぱれ岩、ニタリ岩と呼ばれる奇岩が連続している所でした。羽越本線の今川信号場は列車交換出来る駅なので、海水浴しながらC57の客車列車の到着を時間気にしながら待ちました。

SLばんえつ物語復活物語
 
新津市立新津第一小学校。その校庭で子供たちの歓声を聴きながらSL C57-180は眠っていました。昭和20年8月、三菱重工三原製作所(瀬戸内海にある呉線)で製造されたSL C57-180は、その年の10月から新津機関区に配属され、信越線、羽越線、磐越西線で23年間にわたって勇壮を私たちに魅せてくれました。
 しかし国鉄の無煙化計画によりSLたちが姿を消していく中、このC57-180も昭和44年9月30日、磐越西線の普通列車の牽引を最後に現役を引退しました。走行距離は170万キロにおよぶ一生をずっとすごした新潟県で終えたのでした。地元にとっても愛着の深いC57-180は、新津市立新津第一小学校の屋根付きの校庭のねぐらに大切に保存されていたそうです。眠りについて30年あまり。ちょうど上越新幹線のさらなる需要拡大と地元の活性化、そしてなによりずっと保存に携わってきた地元の人たちの熱い想いが貴婦人C57-180を復活えと導いたのです。
 全長20.33m、機関車重量115.5t、動輪直径1.75m。その優美ともいえるともいえる車体から繰り出されるシリンダーの力強いリズム、蒸汽、そして高らかな汽笛。貴婦人C57-180は30年という長い眠りからとうとういまここに甦りました。

貴婦人と呼ばれたSL
 鉄道の町、新潟県新津市の小学校の校庭で眠っていたSL.C57型180号機。貴婦人と呼ばれるその優美な姿が甦った。吹き上げる煙を阿賀野川の水面に映しながら、『SLばんえつ物語』が駆け抜けていくさまは、『森と水とロマンの鉄道』そのもの。雪をいだく東北の名峰『飯豊連邦』やのどかな山村の風景を眺めて、東北の倉屋敷と呼ばれるラーメンで有名な喜多方、白虎隊で有名な城下町会津若松へ向かいます。

ジョナサンからばんえつ物語探険隊』
◯第一回目は1999年6月の日曜日。八ヶ岳を午前10時出発。上越インター13時到着。新潟インター15時30分到着。磐越西線三川駅到着は、17時10分。
参加者ポッキー、ポッキーのママ、ジョナサン○ポッキーは信州に帰る車の中で、ポッポに八ヶ岳のお話をしてくれました。
◯第2回め 2001年10月12日〜13日探険ツアー
会津只見線紅葉ツアー 磐越西線たまたま同行者 斎藤 美智子さん(新潟大学大学院経済学研究科2年 ジョナサン新潟特派員)写真右下
◯第3回め 2003年9月22日〜13日探険ツアー
9/22ジョナサン→最終のスパーあずさ新宿へ
山形新幹線で米沢へ
9/23早朝の米坂線今泉付近でロケハン
旧型の国鉄色の気動車を霧の中で撮影
山形線(各駅停車は一日5〜6本)で福島駅へ
東北新幹線で郡山へ。郡山より快速ばんだい号でラーメンの町喜多方へ。喜多方より普通気動車で目的地の山都へ。ようやく山都〜喜多方で撮影開始。野沢駅よりSLばんえつ物語号に初乗車。北海道のラベンダー列車の雰囲気に似ている。乗客、乗務員がいったいになってイベント列車を盛り上げている。家族におすすめだね。将来の鉄道ファン(JRに乗って旅行してくれる人)が確実に増えるかも。車でSLばんえつ物語号を追いかけるのもいいけれど、たまにはのんびり車中の人になるのもお勧めだよ。SLばんえつ物語号の車内では、じゃんけんで負けてピンバッジをもらい損ねて残念がるオーナーでした。ジョナサンではポンタとポッキーのローカル線の取材に協力してくれる方を募集します。同行取材旅行も歓迎です。


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2003/9/26作成 2003/10/14更新