大井川鉄道の職員さんと 98年10月28日撮影 |
お茶畑を行く蒸気機関車は
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蒸気機関車の客車に座り、時を遡る旅へ『懐かしい列車の旅』大井川鉄道
昭和のポッポが聞こえる 懐かしい列車の旅へ
誰の思い出にも必ずある列車の中の懐かしい一場面。二度と見ることはないと思っていたその場面を、もう一度見ることができるとしたら。今回のポンタとポッキーのローカル線の旅第41集は、そんな思いを胸に秘めて静岡県の大井川鉄道の『昭和のポッポが聞こえる 懐かしい列車の旅』を実行しました。今回のマドンナは大鉄の女子職員さんかな。
蒸気機関車の客車に座り、時を遡る旅へ
蒸気機関車の引く列車に乗りたくなったら、大井川鉄道にいけば希望が叶えられます。週末や観光シーズンにしか走らない蒸気機関車とは違い、ほとんど毎日運転されています。冬期は火、木曜日が運休なので注意が必要です。
東海道本線の金谷駅から川根駅付近は、静岡県有数のお茶の産地がひろがっています。緑色のロールカステラを何千も並べたようなお茶畑の中を黒煙を上げてSL列車が走ります。
急行列車という名目ですが、速度は電車にはとうていかないません。起伏の激しい山間の線路を、4両の客車を引いて登ります。速度は落ち、蒸気を吐く息遣いも当然荒くなります。風の強い日には、煙のほうがSL急行よりも先に行ったりもします。
蒸気機関車を楽しむのは、 千頭からの折り返す列車に乗りたいな。
特別なイベント列車ではないので一般客がのっても一向にかまいません。でも乗客のほとんどが観光客が中心です。このSL急行の列車を楽しむなら、晩秋や冬の季節を選ぶのがよいでしょう。さらにいうなら、金谷から千頭に到着し、折り返す列車に乗るのがお薦めです。
夢の世界への旅立ち
観光客の多くは千頭で降りてしまい、帰りの車内はひっそりと静まりかえります。レールの響きを聞きながら、うとうとまどろむ初老の乗客ひとり。ときおりもの悲しく聞こえる汽笛は、はるか彼方の遠い青春時代の夢を思い出すタイムマシンなのか。あの過ぎ去った時代を懐かしむ夢の世界への旅立ちなのでしょうか。
大井川鉄道のアクセス
JR東海道本線の金谷駅が最寄り駅。東京9:10発こだま411ー静岡着10:39 静岡発10:55発ー金谷着11:24 金谷発11:50-大井川鉄道SL急行ー千頭着13:07
大井川鉄道の営業区間
金谷駅を起点に千頭まで19駅、39.5H。
大井川鉄道の車両たち
大井川鉄道を走っているのは、蒸気機関車だけではない。伊豆箱根、北陸鉄道、西武、南海、近鉄ビスタカー、京阪、ほかにもいろんな電車がみんなを待っているそうです。それも展示されてるのでなく、お茶畑と大井川をみながらコトコト走ってます。休日の1日を家族みんなで出かけたら。ポンタとポッキーがお薦めする路線です。
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『大井川鉄道探険隊』
98年10月28日撮影
◯協力 大井川鉄道 静岡県榛原郡金谷町金谷1112-2 TEL0547-45-4111
◯杉山ひとみ様 東海大学海洋学部OGとポンタとポッキー 長野県茅野市農水省種苗管理センター八ヶ岳農場にて
◯大井川鉄道ファイルの上から2番目の『夕焼けのSL出発』は中央本線辰野駅のD51
99/2/4作成 2003/04/02更新 ジョナサン