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サンタは赤い電車でやって来る!! |
ポンタとポッキーの
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1965年から続く
伝統の行事
『世界サンタ会議の旅へ』
日本からは
名鉄 谷汲線・揖斐線
赤い電車2両で2人のサンタは
デンマークのバッケンへ
今回『世界サンタ会議』に参加したのはデンマーク、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、カナダ、ロシア、ドイツ、オランダ、スペイン、そして日本の10代表。もっともこれは名鉄 谷汲線・揖斐線の赤い電車2両に乗って『世界サンタ会議の旅へ』出発したサンタさんからの情報。デンマークの主催者に尋ねたところ『ゴメン、正確にはわからないんだ』とのことだったので自力で調べた。サンタクロースの呼び方ひとつとっても、国によってさまざまでおもしろい。たとえば、デンマークでは『ユルマン』。スペインでは『パパノエル』。オランダでは『セントニコラス』。セントニコラスはなんとブラックピーターという召使いを連れているなど、スタイルもさまざまだ。ちなみにデンマークではサンタはグリーンランドに住んでいるといわれ、写真を撮っても赤い線が1本写るだけなのだそうだ。ほかに我々の日本には、北海道の利尻岳、東北の飯豊連邦、信州の八ヶ岳、木曽の御岳山、中国の大山、九州の屋久島、南西諸島の西表島にサンタさんがいるそうです。
『絵本の中から出てきたような昭和初期の空気が漂う可愛い電車』
名古屋鉄道の谷汲線・揖斐線には、昭和3年から4年にかけて製造されたモ750形が頻繁に走っている。小さい赤い電車が美しい緑の山野を走る光景は、絵本の中の一ページみているようだ。
床は油の染み込んだ木製。赤い布張りの座席に座れば、心がほっと軽くなる。
モ750形も素敵だが、ここにはその先輩のモ510形がいる。この車両は大正15年7月に製造された。曲線を強調した車体や車内の装備に、大正ロマンの雰囲気がほのかに漂う。永遠の美少女ともいうべき魅力的な電車である。現在は、新型車が導入されたため、残念ながら予備車となってしまい、運行は不定期。運が良くなければ出会えなくなってしまった。
『大正ロマンのモ510形』
電気軌道が大正15年に製造した車両で、 長い間美濃町線で活躍していたが、昭和42年揖斐線と岐阜市内線の 直通運転を実施するのを機に、直通用車両として揖斐線へ転属し た。 最大の特徴は正面5枚窓の流線型と楕円型の戸袋窓で、白熱灯 を用いた大きなグローブ付車内灯やヨロイ戸式の日よけと合わせ て、大正の雰囲気を今に伝えている。 昭和63年にはエバーグリーン 賞を受賞、その際に塗色を赤一色から市内線直通運転開始時の赤と 白のツートンカラーに変更した。