ポンタとポッキー ローカル線の旅 NO137 山陰本線復刻版
ジョナサンアルバム『けむりNO1』より
1972年(昭和47年8月10〜8月21日)
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山陰本線SL旅行
山陰本線のSL旅客列車を撮影しようと東京発の急行高千穂、桜島に乗車しました。下関で寝不足のため、ふらふらになりながら下車してホームの水道で顔を洗って元気を取り戻しました。D51が引く益田方面行きの重連の旅客列車に乗車しましたが、なんとボックスシートでなく乗り合いシートにはびっくり!!それでも気を取り直して列車の旅をしばし楽しむ事にしました。進行方向左側は日本海の荒波が続く海岸線を楽しめる座席です。約60分位で黄波戸駅に到着。海岸線があまりにも美しいのでその小さな漁村でロケハンをすることに決定しました。
山陰本線の特急気動車
小海線の気動車ではありません。島根県益田駅に停車中の特急『いそかぜ』です。ブルートレインの引退にあわせて、この山陰海岸特急列車も小倉に向かって最後の旅路をむかえました。昨年は広島日赤のスタッフと鉄道の旅を楽しんでいました。今年は3月の中旬に天の橋立、余部鉄橋方面を旅行します。残念ですが、特急『いそかぜ』は消滅しました。(涙)
山陰海岸国立公園
山陰海岸国立公園は、奥丹後半島基部の網野海岸から鳥取砂丘まで延長約75km
におよぶ海岸線が変化に富んだ景観を見せます。
この公園を代表する海岸景観の一つは、浦富海岸、但馬御火浦(たじまみほのうら)海岸、
香住海岸、竹野海岸、日和山(ひよりやま)海岸などに見られる海蝕崖、洞門、岩礁などの海蝕地形です。
急峻で湾と岬が入り組んだ変化に富む海岸線と力強い岩の造形に特徴があります。そしてなんと言っても山陰本線のシンボルの1つに数えられる餘部鉄橋は圧巻です。
一方、鳥取砂丘や久美浜海岸などに代表される砂浜地形は、海蝕地形とは対照的な景観となっています。(環境省国立公園HPより)
黄波戸海岸
山陰本線黄波戸(きわど)駅は下関から各駅停車で約60分あまり。北長門海岸国定公園の風光明媚な海浜にあり、
深川湾を隔てて青海島を望む海岸です。近くには黄波戸漁港があり、
そこから直接仕入れた新鮮な海の幸が名物となっている。年中を通して磯釣り客が多く、
また夏場には海水浴客が多く訪れる。温泉交流センターは山側に位置し、黄波戸の湯を引湯している。
行楽客の少ない穴場の温泉地だが、近年は眺めの良い海沿いの温泉という評判で、次第に知られるようになった。
三瓶山
島根のほぼ真ん中にそびえ立つ三瓶山は、室の内
(むろのうち)と呼ばれる低地を、主峰の【男三瓶】
に寄り添うように並ぶ【女三瓶】、【子三瓶】、【孫三瓶】、
を主として計6つの峰が環状に連なっている山です。
また、山々を中心に広がる三瓶山一帯には東西南北4つの主なエリアがあり、
【北の原】、【東の原】、【西の原】、そして【三瓶温泉】と呼ばれ、親しまれています。(島根県太田市HPより)
石見銀山
石見銀山(いわみぎんざん)は、島根県大田市にある戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山
(現在は閉山)で当時世界の銀の3割を産出し、大森銀山(おおもりぎんざん)とも呼ばれ、江戸時代初期は佐摩銀山
(さまぎんざん)と呼ばれた。明治期以降は銅などの鉱物が主に採鉱された。
畳ケ浦
畳ケ浦は国分町唐鐘海岸にあって、別名を床(とこ)の浦(うら)ともいう。
約49,000m2の波食棚(はしょくほう)が広がり、高さ約25mの見事な礫岩(れきがん)
・砂岩の海食崖(かいしょくがい)や幾つもの断層がみられる。
波食棚では縦横に走る小さな亀裂がみられ、畳を敷きつめたようにみえることから
「千畳敷(せんじょうじき)」と呼ばれる所以(ゆえん)となっている。
この波食棚の砂岩層は、第3紀中期中新世(約1,600万年前)の地層で、
多種類の貝化石や流木、鯨骨、生痕(せいこん)などの化石が含まれている。
化石の保存状態はきわめてよい。また、千畳敷には腰かけのような丸い石
(団塊(だんかい)=ノジュール)が平行に並んでいる。
これは海食崖の地層中にも数多くみられ、貴重な学術的資料を提供している。
穴観音と呼ばれる海食洞や海中にそそりたつ犬島・猫島の景観は美しく、観光地としても有名である(浜田市HPより)