高松琴平電気鉄道、志度線 長尾線

瀬戸の海を眺めながら走る
窓の大きな湘南育ちの電車

ポンタとポッキーの
ローカル線の旅シリーズ
NO37青い国 四国編

『琴電各駅停車』
98年11月6日〜8日撮影
1999年1月15日製作 ジョナサン

ポンタとポッキーのローカル線の旅は青い国四国へ
高松琴平電気鉄道は、高松築港から出発した路線が途中から3本に分かれ、それぞれの終着駅に向かって延びています。最も距離が長く、車両も近代化されているのが琴平線『こんぴらさん』で知られる琴平町に向かう路線です。残りの2本が今回紹介する志度線と長尾線。それぞれ線名と同名の駅が終着駅となっています。高級リゾート地の屋島を経由して瀬戸内海を見ながら走る志度線。のどかな田園地帯を走る長尾線。終着駅が映画に出てきそうな長尾駅。志度線の房前付近に電車がさしかかると、琴電30形の大きな窓いっぱいに瀬戸内海が広がります。琴電で最も感動的な一瞬です。

古い電車を楽しむのは、 志度線、長尾線。
志度線、長尾線の路線はカーブが急だったり、橋梁などの施設の重量制限の問題があったりなどで、小型の旧式電車の方が向いているのです。この2線で最も多く見かけるのが30形と呼ばれる形式でかつて京浜急行を走っていた電車です。特徴は窓が大きいこと
小柄な車体に大きな窓がずらりと並び、中にいるとまるでガラス張りの温室に入っているようです。あるいはパノラマカーのハシリといった雰囲気で、志度線の終点近くになってあらわれる海を眺めるには、もってこいの電車です。

琴電の車両たち
30形以外に走っている電車は、大正15年の琴平電鉄開業時に作られた1000形、3000形。昭和3年に製造された5000形など、大正末から昭和のはじめに造られた車両がほとんどです。これらの電車達は今でも重要な働き手となっています。
志度線も長尾線も住民の重要な足であり、いまでも頻繁に電車が行き来しています。日中の時間帯は上下線あわせて4本の電車をみることが可能です。ということは、15分に1本古い電車をみることが可能です。ですから心ゆくまで、琴電の電車の響きにひたることができるでしょう。

高松琴平電気鉄道のアクセス
J
R予讃線の高松駅が最寄り駅。ジョナサン探険隊のメンバーは、中央高速、名神高速、山陽道、明石大橋、鳴門大橋を経由して高松市内に到着。高速料金は15150円でした。
高松琴平電気鉄道の営業区間
琴平線は高松築港から琴電琴平まで20駅、32.9H。長尾線は瓦町から長尾まで15駅、14.6H。志度線は瓦町から琴電志度まで16駅、12.5H


琴電は走る電車の博物館
古い電車は、志度線、長尾線に行けば、いつでも乗れます。電車の前後に楕円形のプレートが付いた車両を見かけますが、琴電が開業した頃に製造されたとても貴重な車両です。日本にもこんな古い電車が大切にされて、しかも営業運転されている路線があるのですね。そうそう高松で是非味わって欲しいのが讃岐うどんです。それも地元の方が行くお店が安くて美味しいです。


『琴電各駅停車志度線長尾線探険隊』
98年11月6日〜8日撮影
◯ジョナサンのポッキーは高松厚生年金のパーキングのハイラックス号で宿泊
◯高松市内の鎌野浩子さんは、高級リゾートの屋島より愛車デミオで参加。(信州八ヶ岳富士見高原ペンション ケンハウスのお嬢さん)
◯ジョナサンママの直子さんは、電車よりも讃岐うどんに興味あり
◯オーナーは讃岐うどん大好きだけど、琴電カラーもいいなー

◯協力 高松琴平電気鉄道 香川県高松市塩上町1-1-25
   高松青年会議所のみなさんと沿線のみなさん

ジョナサンの予約 お問合わせは
TEL : 0266-66-2449  FAX: 0266-66-2688
メールアドレス :jonathan@jonathan-pocky.com
〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町富士見高原ペンションビレッジ
99/1/15作成 2011/2/8更新 ジョナサン