オーストリア.ウイーンの路面電車

ポンタとポッキー
ローカル線の旅
がんばれチンチン電車

高知市土佐電鉄
シリーズNO14


オーストリア.ウイーン 1977年8月撮影
高知市の繁華街のはりまや橋には、今日もヨーロッパからの市電がリサイクル車両として元気に活躍しています。高知市の路面電車、通称『とでん』には、『最古参』を支える技術力があります。1977年にハンガリーへ旅行した時に、ブタペストの市内を縦横に走る路面電車を見て大変に驚きました。当時日本はモータリーゼーション優先の時代。日本の街角からつきつぎチンチン電車が消えていきました。
土電の歴史は古い。開業は明治37年5月。京都や大阪などに続いて全国11番目だった。戦後、各地の路面電車は自動車交通の波にのまれ、次々と姿を消した。土電はとうとう、営業運転している路線野中で最古参となった。

ワルシャワの路面電車
『四国山地のために高知は地理的に孤立しており、土電はすべてを自前で作る技術を持たざるを得なかった。90年代、欧州の電車を相次いで移入した際の改造にも、この技術力が生きた。今ドイツ、ポルトガルなどの電車が市内を走り回り、高知市のアクセントに。二酸化炭素排出削減の流れの中で、今ようやく路面電車見直しの機運が高まってきました。土電にも全国から、視察が相次いでいるそうです。高知市の皆さん、土電を可愛がってくれてありがとう。

ディブレツェンにて


ブタペストの路面電車

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写真 1977年撮影 ジョナサンけむり写真集NO6より 安藤 実
98/1/27制作 2003/05/27更新