☆4月の星空

空が暗くなり金星が低くなると、南東の空を中心に春の星々が勢ぞろいする。春の大三角は、夏や冬の大三角に比べると少し控えめな印象だが、雄大さは引けを取らない。春の大曲線の優雅さも、春ならではの光景だ。うみへび座、おとめ座、おおぐま座という、大きさベスト3が出そろう夜空を、大らかな気持ちで見上げてみよう。
2024/3/23 星空ガイドより

 

☆水星が観測チャンス 月と木星の接近も

3月は、日が沈むと西の空に木星や水星を見ることが出来ます。明け方には東の低空に金星や土星が姿を現します。2024/3/15

☆星よりも遠くへ

2011年3月11日、東日本大震災の夜、大停電の被災地を照らしたのは見たこももないような満天の星空だった。
予想だにしない苦難ととともに被災者達が見上げたのは、星空と言う名の宇宙だった。
震災の日の星空と被災者の繋がりを描いたプラネタリウムがありました。
それは仙台市天文台です。東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、すべての被災者の皆さまに幸せな未来が訪れますことをお祈りいたします

仙台市天文台HPより2024/3/11

☆ペルセウス座流星群☆

よい条件の流星群を観察しよう

2018年のペルセウス座流星群は8月13日10時頃に極大を迎えると予想されています。今年は8月11日が新月のため月明かりの影響はまったくなく、たいへんよい条件で流星を観察することができます。

多くの流星を見ることができるのは、12日の夜を中心にした3夜ほどでしょう。21時頃から流星が出現し始め、夜半を過ぎて薄明まで徐々に流星の数が増えていくと考えられます。日本でのいちばんの見頃は13日の未明だと思われます。
空の暗い場所で観察したときに見える流星の数は、最も多いときで1時間あたり40個程度と予想されます。

ペルセウス座流星群とは

ペルセウス座流星群は毎年8月12日、13日頃を中心に活動する流星群です。 

ペルセウス座流星群は、とても観察しやすい流星群です。 
毎年、ほぼ確実に、たくさんの流星が出現することがその理由のひとつです。1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに「三大流星群」と呼ばれています。条件が良ければ最大で40個以上の流星を見ることができます。 
また、流星群の活動期間が多くの方の夏休みやお盆休みに重なっているため、夜更かしをしやすかったり、星のよく見える場所に行きやすかったりすることも理由に挙げられます。
さらに、「しぶんぎ座流星群」と「ふたご座流星群」の活動は寒い冬の時期に当たりますが、ペルセウス座流星群の活動は夏の盛りに当たりますので、観察時の寒さについてあまり心配する必要がありません。 

ペルセウス座流星群を観察するために

今年のペルセウス座流星群を観察するのに役立つ情報をまとめました。

観察に適した時期

観察に適した日

日本では8月12日から13日にかけての夜が最も見頃だと考えられます。
13日から14日にかけての夜、11日から12日にかけての夜も、ある程度の数の流星が出現すると考えられます。

2018年のペルセウス座流星群の極大は、日本時間の8月13日10時頃と予想されています。このとき日本は昼間のため流星を観察することはできません。日本では極大に向かう前の夜、つまり、12日から13日にかけての夜に最も見頃になると考えられます。
また、極大後の13日から14日にかけての夜も、かなりの数の流星を見ることができそうです。さらに、極大からは時間的に少し離れてしまいますが、11日から12日にかけての夜も、ある程度の数の流星が出現すると考えられます。

ただ、いつ晴れるかはわかりませんし、予想外のタイミングで流星が活発に出現する可能性もあります。上記の予想にあまりとらわれず、なるべく長い時間、そして長い期間観察を続けてみてください。長く観察すれば、それだけ流星を見るチャンスが増えることになります。

8月7日頃から15日頃までは、ペルセウス座流星群の活動が比較的活発な状態が続いているため、普段より多くの流星を見ることができると考えられます。出現する流星の数は、極大から日が離れるほど少なくなります。
また、ペルセウス座流星群の全活動期間はさらに長く、7月17日頃から8月24日頃まで続くと考えられています。

観察に適した時間帯

なるべく、夜半から未明までの間に観察するのがよいでしょう。

(流星群自体の活動が一定であれば)流星群の放射点の高度が高いほど多くの流星が出現します。ペルセウス座流星群では、時間帯ごとの流星の出現状況は、おおよそ次のようになります。

21時前
放射点がまだ地平線近くの低い位置にあるため、流星はあまり出現しません。
21時過ぎから夜半まで
放射点の高度が徐々に上がり、流星が出現し始めます
夜半から未明まで
放射点の高度は高くなり続け、未明に最も高くなります。放射点の高度が高くなるにつれて出現する流星の数も多くなっていき、空が明るくなり始める前に最も多くの流星が出現します。

月明かりの影響

今年は月明かりの影響はありません。

今年は、8月11日が新月です。出現する流星の数が多くなると考えられる13日頃を含む数日間は、月が見えなかったり、日の入り直後には細い月が見えるもののすぐに沈んでしまったりします。そのため、流星の観察への月明かりの影響はまったくありません。

見える流星の数

夜空が十分に暗い場所で観察すれば、最も多いときには、1時間当たり40個程度の流星を見ることができると考えられます。

これは、(月が出ていないときに肉眼で5.5等星まで見えるような)夜空が十分に暗い場所で観察した場合を想定しています。

街明かりの中で観察したり、極大ではない時期に観察したりした場合には、見ることのできる流星の数が何分の1かに減ってしまうことがあります。反対に、目のよい方や、流星観測の熟練者が観察した場合には、2倍以上の数の流星を観察できることがあります。

 (国立天文台HPより)


 

☆ 火星大接近 ☆ 火星の夏は一日中「陽子オーロラ」が出現すると判明

火星は、地球との位置関係(距離)によって明るさが大きく変わる惑星ですが、2018年は4月下旬から11月下旬までの半年以上にもわたってマイナス等級で(いわゆる1等星よりも明るく )輝きます。とくに、7月31日の地球最接近のころには、火星の明るさはマイナス2.8等級となり、木星よりも明るくなります。

このように今年の火星はとてもよく目立ち、また特徴的な赤い色も目印となるので、建物などに遮られなければ街中でも簡単に見つけられます。

7月は20時ごろに昇ってきて、午前1時ごろに南の空、明け方3時ごろに南西の空のやや低いところに見えます。下旬には宵のうちに見やすい高さになり、観察の絶好機となります。8月は夕方から宵に南東の空に見え、22時ごろに南の空まで上り、明け方3時ごろに沈みます。ほぼ一晩中見ることができ、宵のうちに見やすい高さに上るので、引き続き観察の絶好機です。(アストロアーツより)

大自然の中で星空を楽しむ星旅へ

ふと夜空を見上げたら、今にも降ってきそうな満天の星空!そんな神秘的でロマンチックな光景に出会いにいきませんか?
八ヶ岳中腹の富士見高原プチペンション ジョナサンは広大な森林に囲まれた、空気が澄んだ星空観察の絶好の環境です。

 天秤で測る? 木星と満月
2018年6月23日頃は、陽が落ちるころ南東の空に姿を見せ、一晩中明るく輝いているのが木星です。てんびん座の傍らにあり、ふだんは見つけづらいてんびん座を探す目安になります。6月23日土曜日はてんびん座のお皿の上に木星と月が乗っている様子を観察できます。

 2018 みずがめ流星群 ☆

みずがめ座流星群とはどのような流星群でしょうか。 1年の間には100以上もの流星群が活動をしています。その中でも、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」は、毎年定常的に多くの流星を見せてくれる流星群として知られていて、「三大流星群」と呼ばれています。実は、「三大流星群」に次ぐ規模で毎年活動しているのがみずがめ座η流星群です。 しかし、みずがめ座η流星群は、日本など北半球の中・高緯度の地域では、放射点(注1)があまり高く昇りません。放射点の高度が低いとその分見える流星の数が少なくなってしまうため、日本ではあまり注目されないのです。 今年は、極大の前後2〜3日間の、夜半過ぎに月が沈んでから薄明が始まるまでの間は、月明かりに影響されることなく、条件よく流星を観察することができます。極大当日より極大の前のほうが、月が早く沈み、好条件の時間が長く続きます。天の川が見えるような空の暗い場所で観察すると、1時間に5個程度の流星を見ることができるかもしれません。 流星の数は多くありませんが、放射点の高度が低いため、経路の長い見事な流星が出現することがあります(注2)。そんな流星の出現を願いつつ早起きしてみませんか。 観察には、近くに明かりがなく空を広く見渡せる場所を選びましょう。方位を気にする必要はありません。望遠鏡や双眼鏡は使わず、肉眼での観察が適しています。 暖かくなってきたとはいえ、未明にはたいへん冷え込みます。寒さへの対策を充分にしてください。2018年5月6日頃が1時間に最大5個の流星が観測されます。 (国立天文台HPより)

2018 みずがめ座デルタ流星群 ☆

7月中旬から8月中旬頃に活動する流星群です。

ほぼ一晩中観察できますが、放射点が少し高くなる午後11時頃から好条件となります。この流星群は、北群と南群に分けられる場合もありますが、現在は、南群だけがほぼ観察されており、南群だけを「みずがめ座δ流星群」と呼ぶことが多いです (国立天文台HPより)

アイソン彗星を見に行こう ☆

アイソン彗星を見に行こう ☆
11月から12月にかけて見ごろとなるアイソン彗星。かんそくのポイントは
「日の出前、東の空」。11月18日には一等星スピカの近くに見え、探す際の目印に。
11月後半には光度が増し、肉眼でも尾が確認できそう。
太陽に最接近する11月29日(金)の前後数日は、太陽に近過ぎるので観測はお休み。
ジョナサンでも11月16日、17日、18日の3日間ポッポとアイソン彗星を創造の森山頂で観測します。

写真はmom11月号より

ペルセウス座流星群の見え方・見方

ジョナサン南側に広がる八ヶ岳南麓の森林の中に大草原があります。ペルセウス座流星群は360度の広範囲で確認出来ますので、ジョナサンの大草原は絶好の観測点になります。

余談になりますが、NHKの朝の連続ドラマ『おひさま』の主題歌は平原綾香さんが6月29日6時間かけて録画しました。

流星群は、空のある1点(放射点)から放射状に流れるように見えます。ペルセウス座流星群の放射点は、夜の帳が下りる20時ごろには北北東の地平線から昇ってきますが、22時ごろから放射点も北東の空にそこそこ高くなり、以後十分な高度になっていきます。流星群は放射点の高度が高いほどたくさん見えるようになります。そして、空が明るくなりはじめる4時ごろまで観望することができます。

2011年のペルセウス座流星群が最も多く流れるとされる極大時刻は、日本時間8月13日15時ごろと予報されています。残念ながら昼間の時間帯なので、観望するなら12日の夜半から13日の明け方にかけて、あるいは13日の夜半から14日の明け方がチャンスです。
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 流れ星を八ヶ岳の大草原で肉眼でみませんか(ジョナサンから700mの森の中)

八ヶ岳南麓に位置するジョナサンの『流れ星ツアー』は、近くの大草原まで、深い森の中を5〜6分歩いて実行してます。懐中電灯だけがたよりの都会ではなかなか味わえない暗闇の世界。見ず知らずの他人でも『ジョナサン流れ星ツアー』に参加すれば、帰り道では必ずお友達になってしまいます。そんな流星を見るために必要なものは肉眼だけです。ただ空を見上げていればいいのです。夏ならば、緑の牧草に寝転んで見てます。空気中のちり、ほこりの少ない富士見高原などで見れば、都会の空では見れないかなりくらい流星や宝石箱をひっくり返したかのようなきれいな星空を見ることができるはずです。

ジョナサン ヘールボップすい星ツアー

20世紀最大といわれるヘールポップ彗星の地球接近に合わせ、ジョナサンでも観望会を行いました。 ヘールポップ彗星は4月1日に、太陽に最も接近し、夕方から午後9時30分ごろまでは北西の空にみえました。ジョナサンでは、流れ星ツアーを毎日夕食後7時30分〜9時頃まで、大草原または、富士見高原乙事(おっこと)八ヶ岳エコーラインにて観望会を開催してます。参加費は無料ですので、夜空に星が輝いてたらお気軽にどうぞ。 列車で来る方は、JR中央本線小淵沢駅まで送迎します!! ハートあったかジョナサンの休日
ジョナサンの予約 お問合わせは
TEL : 0266-66-2449 FAX: 0266-66-2688
メールアドレス :jonathan@jonathan-pocky.com
〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町富士見高原ペンションビレッジ
ヘールホップ彗星 富士見高原乙事(おっこと)八ヶ岳エコーラインにて
1997年4月12日撮影
大阪の野瀬さんと横浜の吉田さん達 ジョナサンヘールポップ彗星探険隊です。

ジョナサンでは2008年度(2007夏休み後)アルバイトを募集しています。詳しくはメール又はお電話下さい。写真右 今年卒業した上智大学の三浦千佳さん、同志社大学の木下絵里さん、横浜国立大学の中島詩織さん。お料理が好きで、自然が大好きな健康な方の応募お待ちしています。ポッキーとポッポと大草原をお散歩しませんか。

1997年4月1日製作 2024年3月23日更新
 八ヶ岳方向に流れる獅子座流星 2011年8月10日午前3時30分頃 撮影 伊知地国夫氏